FC2ブログ
理学療法士になりました                    ~リハビリ 日々是好日~
リハビリスタッフとして仕事をしながら、日々思うこと、記憶に残ったことを記録していきます。

プロフィール

どら吉

Author:どら吉
年齢   : 39歳
性別   : 男性
略歴   : 大学  ドイツ文学科を専攻
     : その後 金融機関に就職
           システムエンジニア
     : 退職後 専門学校に入学
           理学療法学科を専攻
     : その後 病院・診療所に勤務
     : 現在  診療所にて
           通所リハビリ業務
           訪問リハビリ業務



カテゴリ



最新記事



最新コメント



月別アーカイブ



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


訪問先までの距離 時間

こんばんは。

本日は、日本訪問リハビリテーション協会が実施した調査を元にした、

訪問先までの距離と時間について述べたいと思います。

 事業所が所属する市区町村の自治体のうち、 

①  10万人以下の人口 の自治体
② 100万人以上の人口 の自治体

において比較しています。
ちなみに、100万人以上の都市、というのは、平成25年4月時点において、
< 11 > あります。
30万人以上は < 74 > ありまして、私の勤務する自治体も、この中に入ります。

10万人以下の市区町村は、 < 1456 > あります。

さて、、、
① 10万人以下の自治体では、
    平均移動距離 (事業所から訪問先) 16.5 km
    平均移動時間               33.8 分
    最大移動距離               67   km
    最大移動時間               100  分 

② 100万人以上の自治体では、
    平均移動距離 (事業所から訪問先) 10.1 km
    平均移動時間               29.1 分
    最大移動距離               58   km
    最大移動時間               90   分


③ 全体としては、
    平均移動距離 (事業所から訪問先) 12.8 km
    平均移動時間               31   分
    最大移動距離               67   km
    最大移動時間               100  分

という結果となったようです。

訪問看護ステーション39.7%、病院38.7%、クリニック15.7%、介護老人保健施設5.9% からの回答
とのことでした。

 人口が多くなれば、訪問先まで短い距離でいけるような感じもしますが、、
そこまで大きな差は出ていないようです。まぁ、人口の少ない地域の方が、若干移動距離長いですが。。。

要請があれば、多少遠くても無理してでも行く、という形態が、各事業所にあるようです。

 さて、訪問リハビリテーションに関しては、、

 < 中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算> というものがあります。

これは、訪問リハビリだけでなく、
介護予防を含めた  訪問介護、 訪問入浴介護、 訪問看護、 通所介護、
通所リハビリテーション、 福祉用具貸与、 居宅介護支援  も全て入ります。。

これは、 利用サービスの 5% が加算されるもので、 対象となる地域は厚生労働省が指定します。

訪問リハビリにはないようですが、、、 
 < 特別地域加算 15%加算  >   < 中山間地域等における小規模事業所加算 10% >

というのがあります。  訪問リハビリにはないようですがね、、、

中山間地域??っていうのは、、

地理的には、平野の端の方から山間地域に至る地域を指し、
位置や地形などに様々な不利性が多いといわれる地域です。

ま、理屈としては、、、
< 今後、高齢化が急速に進む日本において、 高齢者の方々が、住み慣れた地域で安心して
   暮らし続けるためには、どのような地域でも介護サービス事業の採算性が確保され、都市部
   と同じようにサービスを受けられる仕組みの構築が必要 >

という理由から、 事業所への加算があり、、、 一方で、 地域の利用者に対しては、
自治体によっては援助 (助成制度) があるようです。

  ま、各自治体の(だいたいは、県の) ホームページ を見ると、、、

中山間地域 に該当する 市町村名が分かりますよ。。

 
スポンサーサイト

開始時のトラブル

こんばんは。

 本日は、訪問リハビリ開始時のトラブルに関してです。

これは、まさに本日の失敗談です。

診療所から訪問リハビリを開始する場合は、

主治医の情報提供書 の 他に、診療所の医師の往診 が必要になります。
その後、診療所の医師の往診は 3ヶ月に1度  原則として必要です。
実際、訪問リハビリを行うわれわれセラピストの元に指示書を書いていただくのは、
主治医ではなく、診療所の医師から、となります。

 さて、開始時なのですが、
今回のリハビリ対象のお相手は、 関節リウマチ(以下RA) の女性の利用者さん62歳Sさんです。
 
 この方は、何度かケアマネージャーさんを交代している、非常に神経質な方のようです。
RAというのは、難病なので、実際には服薬にてコントロールを行うのが基本ですが
このSさんは、
< 私はなんにもどこも悪くない > < なぜ私が医者にいかないといけないのか >
とおっしゃり、
主治医の元にすら、年に1回行くかいかないかです。
リウマチに対しても、この10年、薬を全く使用せず過ごしたようです。

 現在、肘関節は90度屈曲位にて伸びなくなり、また、
膝関節も、90度に曲がったまま、ほとんど動かせません。
自宅内は、キャスターのついた椅子を使って、移動しています。

 残念なことに、自宅(一軒家)の玄関から公道までに、7段もの段差があるため、
外出する際にはご主人がおんぶをしている状態です。

 そういう状態であっても本人は、
< 私はまったく悪くなってないし、 病気も克服している、 薬も飲まずにこうやって
  身体も悪くなってないのは、私の日頃の努力が実を結んでいる >

と言い張っています。。。

 さて、このSさん、ケアマネージャーの交代もそうですが、デイサービスも数回利用してから拒否、
医療保険での訪問マッサージもとりやめ、現在何も行っていません。

 ようやく現在のケアマネージャーさんが、訪問リハビリの話をまとめ、私が面接にいき、
なんとか受け入れてもらえそうでした。。。。が、、

 うちの医師が、初回の往診に行った際に、
< このまま何もしないと、身体が動かなくなっちゃうよー >
とぶっきらぼうに言いました。 ま、他意はなく、そういう医師なのですが、
そのキャラが地元では支持されている、、、らしいのです(笑)

 ただ、、今回は相手が悪かったようです。
このSさんは、その後、私が連絡すると、 
< あの先生が 経営者なの? あんな経営者のいる診療所の職員はろくなのがいるはずがない。
あんなところのリハビリは受けたくない。>

 と言われてしまいました。 まぁ、 プライドが傷つけられた、、というのが本音でしょうが、、、
あとで医師と話したら、
そういうリウマチの気質のタイプは、いずれそうなるから仕方ない、とさっぱりしたものでした。。。

 RAの方の気質に関しては、確かにひとによっては、
 < リウマチ気質 > という気質があてはまるかたがいます。
いわゆる粘着気質のパワーアップ版みたいなもので、
細かいことにうるさくて、次から次へと質問をしてきてやっかい、頑固
という悪い意味で使われます。。

ケアマネージャーさんより、このことは聞いていましたが、一日何十人も往診している医師には、
前もって説明していてもなかなか通じなかったようです。

 私の勤務する診療所の医師は、地元に根づいた方なのですが、
あまり口は達者とは言えないです。ただ、そこを、毒舌だが朴訥、かえって信頼できる、、
と言ってくださる方と、
何なのあの人は、、と言う方がいます。
ま、開業医の宿命でしょうが。。。あまり意に介さず、の医師なのです。

 先日は、がんの末期の方で、足に浮腫がある人に対して、
<その足、折れてるんじゃないの?> ということを言ってしまい、あとで苦情の電話があったりしました。

 デリカシー、、無いですし、、、医師がいう言葉とは思えませんが。。。。本人に悪気はないようです。
まぁ、信頼されてやってきてるわけですし、自分の上司ですので、、、愚痴はこのへんで(笑)

 まぁ、つまり、訪問リハビリを開始するということは、 ケアマネージャーと訪問リハビリの
スタッフだけでなく、やはり指示書を書く医師の存在、そこへの利用者の信頼も必要となることが
伝わればと思います。

 苦い思いをしましたが、、こういうこともあるのです。。いやはや。。。

住宅改修について

こんばんは。

 本日は、介護保険を使用した住宅改修に関してです。

住宅改修に関しては、利用者さんやその家族は当然のこと、
リハビリのセラピストのほか、福祉用具専門相談員、工事業者、ケアマネージャー
などで、相談して話を進めます。

 私も訪問リハビリの仕事を行う前に、病院に勤務している間に、
福祉住環境コーディネーター という資格を取りましたが、、これは別に、住宅改修を提案するために
必要な資格ではありません。民間の(商工会議所の)資格です。
ただ、住宅改修のアドバイスをどのように進めるか、そのための基礎的な知識みたいなものです。

 工事業者、大工さん側は、建物の構造の専門家であり、実際に工事を行う側なので、
そこに手すりがつけられるかどうか、そこに釘が打てるかどうか、そのレベルで話をしてくれます。

 リハビリセラピストでも、利用者さんの動線や身体機能をかなり把握しているわけですから、
手すりの位置や、扉をどうするか(引き戸?アコーディオンカーテン?扉?)、段差を解消するかどうか、
などなど、アドバイスしたり提案したりする立場にあるわけです。

 さて、介護保険においては、
< 高齢者住宅改修費助成制度 > というものがあります。

 要支援・要介護の認定を受けている方が、
自宅に手すり設置やバリアフリー化などの住宅改修を行おうとするとき、
実際にかかる住宅改修費の9割相当額が支給されるというものです。
 20万円という支給限度額の9割、18万円までが支給されます。

ひとり原則は、一生のうち、 20万円までの支給限度基準額ですが、
要介護状態区分が重くなったとき(3段階上昇時)
また、 転居した場合は再度20万円までの支給限度基準額が設定されます。
まぁ、3段階の変更というのは、、、私は経験ありません。

原則は、 工事の < 前 > に、、きちんと申請手続きが必要となるので、

工事の < 後 > では、だめです。 ケアマネージャーさんが書類は書いてくれます。

 その内容としては、、
① 手すりの取り付け
② 段差の解消    (屋内は当然ですが、、、屋外の、玄関から公道までの間の解消も可能です)
③ 滑って転ぶことの防止 や 移動の円滑化 のため、 床の素材や 通路の 材料 の変更
   (ま、和室を洋室に、もありです)
④ 引き戸等への扉の取り替え
⑤ 洋式便器等への取替
⑥ ①ー⑤に付帯して必要な工事

こんな感じです。
まぁ、⑥がありなので、結局なんでもあり、のようです。

利用者は、工事終了後、
領収書等の費用発生の事実がわかる書類等を市町村へ提出し、正式な支給申請を行います。

 市町村は、事前に提出された書類との確認を行い、
工事が行われたかどうかの確認を行い、
住宅改修費の支給を必要と認めた場合、住宅改修費を支給します。。。とまぁ、面倒ではありますが、

利用者さんは、 最初に10割支払って、あとで9割戻ってくる、と考えれば良いです。

装具などを作成する時も同じですね、 償還 される、ってことです。
3579.jpg
手すりを例に取ると、これが、いわゆる木製の手すりです。
本数でなく、だいたい長さに対して値段がつきます。

 2M ー 3000円から8000円くらい
 4M ー 4000円から15000円くらい

お風呂の手すりは、防水用のプラスティック製なので、若干高くなる場合が多いです。
3582.jpg3584.jpg
手すりのエンドブランケット 700円~5000円くらい
手すりの中間ブランケット  600円~2000円くらい
3586.jpg3587.jpg
手すりのジョイント 500円~6000円

とまぁ、建築関係の備品は、、正直、値段はあってないようなもの、、非常に幅がありますね。。
業者さんの仕入れ状態次第、という部分も正直ありますよ。

一つ言えるのは、大工さんを1人呼ぶと、人足代金をとられます。

一日1万~3万円くらいです。これもまちまちです。3万は親方レベルでしょうかね。

20万円が制限とは言え、何度も大工さんを呼ぶと、その都度この人件費はとられるので、
なるべく安く工事を済ませるなら、一度でなるべく限界額まで使ったほうがよいかと思います。

 また、手すりを取り付ける際に、 柱の関係上、うまく強度が得られない場合は、
補強板が必要です(一本7000円前後くらい)
img101a.jpg   img101aa.jpg
この工事のように、
屋外の手すりだと、 セメントを使用した支柱の埋め込みが必要となるので、
この工事ではだいたい 11万円 程度かかり、利用者さんの負担はその1割です。

おなじ料金で、だいたい、屋内の手すり(廊下や階段・トイレなど)が全て付けられます。

img2010.jpg    img2003.jpg
L字の手すりを付けると、だいたい25000円くらい
玄関の框に手すりを付けると(土間のところはしっかり固定です) 、だいたい25000円くらい

利用者さんは1割負担です。

まぁ、業者によってもだいぶ違います。。
 
 レンタルにて手すりを利用するのか、思い切って工事を行うのか、、
このあたりは、利用者さんの経済状況にもよりますが、、長い目で見ると、、という部分も必要です。

 われわれセラピストを中心に、その人の身体機能を鑑みながら、
利用者本人、家族やケアマネージャー、福祉用具相談員に対して改修を進めていくのも
主にリハビリの役目と言えましょう。。

 自治体によっては、20万円までの介護保険としての補助金だけでなく、

高齢者住宅改修費支援制度
障害者住宅改修助成制度

などといった制度を設けている場合があります。

 私の勤務する○◯市では、

身体障害者手帳 1・2級 または 療育手帳 A2以上
○○市に2年以上居住
市税を滞納していない人

を対象にして、、、 
生活中心者の年間の所得によって、 30万 または 15万円 の補助が受けられます。
3年たつと、また再度申請も可能です。

 




 

訪問看護師の業界用語?

こんばんは。
 
  本日は、訪問リハビリを行っている際に、他の事業所の入っているケースも多いのですが、
 例えば、訪問看護や訪問入浴が入っている場合は、その記録が利用者さんの家に残されています。

 私の所属する診療所の場合は、カルテは診療所内にて記入し、管理しているため、利用者さんや
家族が閲覧希望をしないかぎり、その日のことを利用者さんの家に書き残すことはないのですが、
事業所によりけり、のようです。

 訪問看護ステーションから派遣されている訪問リハビリの場合は、その場でその日のカルテを残す
ところもままあるようです。また、往診医も、診療所によっては、簡単な記載を残していきます。

 その内容を見ると、利用者さんのお家に残していく記録にも関わらず、結構専門的な用語が多いようです。
その事業所の方針にもよるのでしょうが、
 家族や利用者さん本人に対して残しておく記録なのか、、、
 それとも、他の事業所の専門職と共有する情報を残す、という意味での記録なのか、、、

 正直、わかりかねますが、実際には、専門用語の説明を、家族にちゃんとしている事業所や、
記録について説明している事業所は少ない印象です。

 例えば、、、
呼吸について言えば、 

< 喘鳴あり >   < ヒュー音あり > < 肺雑音あり >
< エア入り良好 >< 換気OK >  ・・・・などなどです。。

喘鳴 というのは、ある意味医学的な用語に近い感じがしますが、、
気道が部分的に狭くなった結果、呼吸の際にゼイゼイ、ヒューヒューと鳴る音です。

ただ、 呼吸の際 といっても、  吐く時? 吸う時? これは、案外、記載に抜けがあります。

一般に気管支の内径は息を吸う (吸息) ときに広がり、
                 吐く (呼息) ときに細くなるため、
喘鳴は、通常  吐く時に  発生しやすいのですが、、、
もちろん、吸息時にも発生することがあります。

とりあえずは、 吐く時 のことを記載している記述が多いのが現状です。

吸うときのみ におこる喘鳴は、喉頭以上の病変によるものであり、
気管由来のものは 吸うとき、吐く時 の両相に、
また気管支由来のものはおもに 吐く時 に聴取されるという考え方もあります。

ところで、、、、 喘鳴 ・・・ < ぜいめい > という読み方は、正確には間違いです。

< ぜんめい > です。  ま、、、、知っていますかね。。私はしばらく勘違いしていました。

さて、、、

 医療用語において、 エアー入り という用語は存在しません。
ですので、正しくは、 < 換気音 > の方です。

ただ、 換気OK とすると、、、まぁまぁなのか、良好なのか、、、わかりづらいです。
ですので、 正確には、

< 換気音良好 > の方が良いですね。 ま、換気のうち、呼気・吸気に関しての
コメントがさらにあればなお良いです。

< ヒュー音 > というのは、これもまぁ、そう聞こえたから、の擬音ですね。。。

厳格には間違いですが、
ただ、、わかりやすいですね。聞いたとおりなので。 < ヒュー > < ギュー >と
書くひともいるようです。。。 これは、主に、呼気 のようです。

 ただ、、、看護師さんの指導の仕方によっては、この書き方はダメーとなる場合も多いようです。

 ヒューヒュー を、            乾性ラ音  (連続性 ラ音 とも言います   主に呼気)
 ゼーゼー・ギューギューを        湿性ラ音 (断続性 ラ音 とも言います   主に吸気)

 ときちんと表記するよう指導されている看護師も多いようです。

カルテに肺音 L〉R とあるような場合は、

 左の方が、右よりも、 呼吸が深い、換気が良好 という意味です。。
 正直、 肺音? 左>右 、何?となってしまうこともありますよね。。

ま、、厳格には、、
国際肺音聴診学会で表現を統一しています。
wheeze 高い連続音
rhonchi 低い連続音
fine crackle  高い断続音、捻髪音
coarse crackle 低い断続音、水泡音
日本聴診音研究会でもこれらの使用を勧めています。

ただ、、、これだと分かりにくいですよねぇ。。


布団をはぐ動作 そして起き上がること。。。

こんばんは。

 本日は、起き上がり動作、、について書こうと思ったのですが、

最近利用者さまのご家族からの相談の一つに、

< 夜、2-3回、トイレに起きる際に、自分で掛け布団がはがせなくなった。。

 だから起き上がれず、自分がそばに寝ていないと夜間のトイレに誘導できない。。。 >

 というお話しがありました。

 これは、廃用症候群、胃がんの94歳の男性利用者さんTさんの長女からのお話しです。

この、 < 布団をはがす > という行為は、意外と盲点です。

起き上がり動作 ・ 横たわり動作 といのは、リハビリのスタッフは、基本動作として
いろいろと考えます。 私も以前のブログにて、寝返りや起き上がりに関して記載したかと思います。

ただ、日本の四季はあなどれません。

ようやく暖かくなり、花冷え、花見の季節を経て、現在関東では、花ちらしの時期に差し掛かっています。

我々も、普段の衣類だけでなく、寝具に関しても悩むところです。

さて、利用者さんレベルになると、布団を自分でかける、布団を自分ではがす、、、
この行為は、かなり負担となる行為です。
 
起き上がり動作だけであれば、
c082-p02-00d-column-03_img_02.jpgp02.jpg
方法1のように、腹筋群を用いて垂直に上半身を持ち上げる方法、
方法2や写真のように、基底面を前腕と骨盤で作り、重心をコントロールすることで、
    上半身を持ち上げる方法、があります。

ただ、布団があると、別です。この布団をまずは仰臥位や側臥位の状態から、
何とか脇へ避けなければなりません。 
この動作は、本当にパターン化が難しい行為です。

上肢の筋力、握力、体幹での固定による布団の上部のはがし、
下肢の筋力、キッキングの瞬発力、足趾の握力、骨盤や股関節の可動性、、などによる布団の下部の
はがし、
これらの協働が必要となります。

我々セラピストは、何もない状態にて 起き上がり動作 を評価します。

これはこれで、本人の身体機能や基本動作能力をはかる上で大切なことですが、
訪問リハビリにおいては、布団の存在、特に冬の布団、利用者さん全員がかる~い羽毛布団を
使っているわけではありませんね。

この布団をはがす行為は、かなり頭を悩ませる点です。
futon2.jpgfuton3.jpg
このような、上に持ち上がる装置もあります。
これは、上肢も下肢もうまく用いることができない方にはよいかもしれません。
o_manu_benri1112_01.jpg
このような装置を足元に用いることで、足の力が弱い方、うまく下肢にて布団をコントロールできない方
の足の動きを助けることもできます。
o_manu_benri1112_03.jpgo_manu_benri1112_02.jpg
ただし、廃用症候群のこのTさんは、認知症もあることもあり、布団をよそにはがして、
起き上がるという行為がかなり難しくなっています。

 今後、布団をどのように寝ぼけまなこで身体から遠ざけることができるか、私も頭を悩ませています。







上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。